CTA

WEBサイトのCTAはどこに置くべき?最適な配置とクリック率を上げるコツ【完全ガイド】

WEBサイトのコンバージョン率(CVR)を向上させるには、適切な場所にCTA(コールトゥアクション)を配置することが重要です。しかし、「どこにCTAを設置すれば最も効果的なのか?」と悩む人も多いのではないでしょうか。

本記事では、ファーストビューや記事内、記事の最後、サイドバー、ポップアップなどの効果的なCTA配置について解説し、クリック率を上げるポイントも紹介します。最適なCTA配置を見つけ、サイトのCVRを最大化しましょう。

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Contents

CTA(コールトゥアクション)とは?基本をおさらい

CTAの定義と役割

CTA(Call to Action、コールトゥアクション)とは、Webサイトや広告などでユーザーに特定のアクションを促すためのボタンやテキストリンク、バナーなどを指します。Webサイトの目的に応じて、ユーザーに適切な行動を促すことが重要であり、CTAのデザインや配置、文言の工夫によってコンバージョン率(CVR)を大きく向上させることができます。

CTAの役割は、ユーザーを単なる訪問者から見込み客、さらには顧客へと導くことです。多くのWebサイトは、ユーザーに「商品を購入してもらう」「問い合わせを送ってもらう」「無料トライアルを申し込んでもらう」などの目的を達成するために設計されています。

しかし、サイト内に適切なCTAがなければ、ユーザーは次に何をすればよいのかわからず、ページを離脱してしまう可能性が高くなります。そのため、CTAはサイトの目標達成に直結する極めて重要な要素となります。

CTAにはさまざまな種類があり、以下のようなアクションを促す役割を果たします。

CTAが促す主なアクション

CTAが促す主なアクション

1.購入・申し込み
商品購入(ECサイト)
無料トライアル申し込み(SaaS・サブスク)
セミナー申し込み(BtoBサイト)

2.問い合わせ・資料請求
お問い合わせフォームの送信
資料ダウンロード(ホワイトペーパー・PDFなど)
見積もり依頼

3.会員登録・メールリスト登録
メールマガジン登録
ユーザーアカウントの作成
無料会員登録

4.コンテンツの閲覧・視聴
記事やブログの続きを読む
動画コンテンツの視聴
商品ページや詳細情報ページへの誘導

5.ソーシャルシェア・エンゲージメント
SNSでのシェア・フォロー
「いいね!」ボタンのクリック
ユーザーレビューや口コミの投稿

CTAの適切な設計は、単にコンバージョンを増やすだけでなく、ユーザーの体験(UX)を向上させ、ブランドへの信頼を高めることにもつながります。特に、ユーザーの行動をスムーズに誘導し、適切な情報を提供することができれば、サイト全体のパフォーマンス向上にも貢献します。

CTAを設置する最適な場所とは?おすすめの配置パターン

① ファーストビュー

ファーストビューとは、ユーザーがWebページを開いた瞬間に目に入る範囲のことを指します。多くのユーザーはページを開いて数秒以内に「このサイトが自分にとって役立つかどうか」を判断し、必要な情報がなければすぐに離脱してしまいます。

そのため、ファーストビューに適切なCTAを配置することで、訪問者をスムーズに次のアクションへと導くことができます。

ファーストビューにCTAを配置するメリット

1.視認性が高い

ファーストビューにCTAを設置する最大のメリットは、その視認性の高さにあります。ユーザーはスクロールすることなく、ページを開いた瞬間にCTAを目にするため、自然と次のアクションへ意識が向きます。

特に、新規訪問者はページの構造をよく知らないため、スクロールすることなく、直感的に行動できることが重要です。CTAが明確に表示されていることで、ユーザーに「このサイトで何をすればよいのか」という指針を示し、迷うことなく次のステップに進むことができます。

2.離脱率の低減

CTAが適切に配置されていない場合、ユーザーは何をすればいいのか分からず、ページを離脱してしまうことがあります。特に、訪問者が求めている情報がすぐに見つからないと感じた場合、わずか数秒で他のサイトへ移動してしまう可能性が高まります。

ファーストビューにCTAが配置されていれば、訪問者は直感的に「このサイトでできること」を理解しやすくなり、アクションを起こすきっかけをつかみやすくなります。例えば、「無料相談はこちら」「今すぐ試す」といったCTAが目に入ることで、ユーザーはその場で行動する可能性が高まるのです。

ファーストビューにCTAを配置する際のポイント

ファーストビューにCTAを設置する際には、単に目立たせるだけではなく、適切な見せ方を意識することが重要です。

まず、ファーストビューに表示される情報のバランスを考慮する必要があります。CTAを目立たせることに注力しすぎると、他の重要なコンテンツ(サービス概要やキャッチコピーなど)が埋もれてしまい、ユーザーがサイトの全体像を把握しづらくなる可能性があります。

理想的なのは、視線の流れを考慮し、CTAと補足情報が自然に目に入るようなレイアウトを作ることです。例えば、キャッチコピーのすぐ下にCTAボタンを配置することで、「このサイトは何を提供するのか?」と「次にどんなアクションを取るべきか?」の両方をスムーズに伝えることができます。

② 記事やコンテンツの途中

記事やコンテンツの途中にCTAを配置することで、ユーザーが情報を読んで興味を持ったタイミングでスムーズに次のアクションへ誘導できます。

特に、記事の流れに自然に組み込まれたCTAは、押し付けがましさを感じさせず、ユーザーが行動しやすい環境を作り出すことができます。

記事を読んでいる途中に興味を持ったタイミングでの誘導

記事やコンテンツの途中にCTAを設置することで、ユーザーが特定の情報に関心を持ち始めたタイミングで、適切なアクションへ誘導することができます。たとえば、記事内で「CTAの最適なデザインについて」説明している最中に、「CTA改善の無料チェックリストをダウンロードする」ボタンを設置すれば、読者の関心が高まっている瞬間に行動を促すことができます。

また、記事が長くなればなるほど、最初に表示したCTAだけでは十分な効果を発揮しにくくなります。ユーザーが途中で離脱する前に、適切な箇所でCTAを配置することで、より多くのコンバージョンを獲得できる可能性が高まります。

ただし、CTAを乱用しすぎると逆効果になることもあります。読者の集中力を削がないように、適切な頻度で配置し、記事の流れを邪魔しないように工夫することが大切です。

テキストCTAやボタンCTAの使い分け

記事内に配置するCTAには、大きく分けて「テキストCTA」と「ボタンCTA」の2種類があります。それぞれの特性を理解し、適切に使い分けることで、コンバージョン率を向上させることができます。

テキストCTA

テキストCTAは、記事内の文章の一部として自然に挿入されるCTAのことを指します。一般的には、記事の文脈に沿った形でハイパーリンクを設置し、ユーザーが違和感なくクリックできるように工夫されます。

例えば、以下のような形で使われます。

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このように、ユーザーが興味を持つタイミングで、さりげなくリンクを提供することで、ストレスなく次のアクションへ誘導できます。

ボタンCTA

ボタンCTAは、記事内に明確な視認性を持たせるために設置するボタン形式のCTAです。ボタンは、通常のテキストCTAよりもクリック率が高く、視覚的に目立つため、記事内の重要な箇所に配置することで効果を発揮します。

記事内CTAの最適な配置

記事内にCTAを設置する場合、以下のようなタイミングが効果的です。

・記事の序盤(導入部分)
→ユーザーがすぐに行動したい場合に備え、記事の冒頭に「無料登録」「詳細を見る」といったCTAを配置する。

・重要な情報を提供した直後
→ユーザーが「この情報は役立つ」と感じたタイミングでCTAを設置し、次のステップへ誘導する。

・記事の結論部分
→記事を最後まで読んだユーザーは、関心が高い可能性があるため、強めのCTAを配置してアクションを促す。

記事の途中にCTAを設置することで、ユーザーの興味が高まった瞬間に次の行動へとつなげることができます。適切な配置と形式を選び、自然な流れの中でコンバージョンへ導くことが成功のポイントとなります。

③ 記事の最後(結論の直後)

記事の最後にCTAを配置することで、記事を最後まで読んだユーザーに対し、スムーズに次のアクションを促すことができます。

特に、記事の内容に満足し、「もっと詳しく知りたい」「次のステップに進みたい」と考えているユーザーにとって、適切なCTAが配置されていれば、その場でコンバージョンにつながる可能性が高まります。

記事を読み終えた後に次のアクションを促す

記事を最後まで読んだユーザーは、少なくとも記事の内容に興味を持ち、ある程度の関心を持っていることが分かります。このようなユーザーに対して、適切なCTAを提示することで、さらに深い関与を促し、最終的なコンバージョンへと導くことが可能になります。

例えば、SEO記事を読んでいるユーザーであれば、「さらに詳細な情報を得たい」と考えることが多いため、「SEO戦略を詳しく解説したホワイトペーパーを無料ダウンロード」といったCTAを配置することで、次のステップへとスムーズに進めることができます。また、ECサイトの記事では、「この記事で紹介した商品を今すぐチェック」といったCTAを設置することで、購買へとつなげることができます。

記事を読み終えたタイミングは、ユーザーが最も情報を吸収し、行動を起こしやすい状態になっている瞬間です。そのため、記事の結論部分の直後にCTAを配置し、ユーザーの意欲を損なうことなく、次のステップへと誘導することが重要です。

記事の最後にCTAを配置する際のポイント

1. 結論とCTAを自然につなげる
記事の内容と関連のあるCTAを設置することで、ユーザーが違和感なく次のステップへ進めるようにする。例えば、「SEOの重要性を理解した方は、今すぐ無料でSEO診断を受けてみませんか?」といった流れを作る。

2. CTAのデザインを目立たせる
目立つボタンやバナーを使い、ユーザーの視線を引くデザインを採用する。単なるテキストリンクよりも、ボタン形式の方がクリック率が向上する傾向がある。

3. 1つのCTAに絞る
記事の最後に複数のCTAがあると、ユーザーがどの行動を取るべきか迷ってしまい、結果として何も行動しない可能性がある。そのため、1つの明確なCTAを配置することが重要。

④ サイドバーや固定ナビゲーション

サイドバーや固定ナビゲーションにCTAを設置することで、ユーザーがページをスクロールしても常にCTAが視界に入り続けるため、クリック率(CTR)やコンバージョン率(CVR)の向上が期待できます。

特に、長い記事やランディングページ(LP)では、ユーザーがスクロールしていくうちにCTAが視界から消えてしまうことが多いため、視認性を維持するサイドバーや固定ナビゲーションは有効な手段となります。

サイドバーにCTAを設置するメリット

サイドバーにCTAを設置することで、ユーザーがページのコンテンツを閲覧しながらも、常にCTAを認識できる状態を作ることができます。

特に、情報量の多い記事ページや、ブログ形式のサイトでは、メインコンテンツの横にCTAを配置することで、自然な形でユーザーの行動を促せます。

ページをスクロールしても常にCTAが見える設計(固定CTA)

スクロールしてもCTAが常に見えるようにする「固定CTA(Sticky CTA)」は、特にスマートフォンユーザー向けに有効な手法です。モバイル環境では、スクロールをするとファーストビューにあったCTAがすぐに画面外へ消えてしまうため、画面下部に固定表示することで、いつでも簡単にアクションを起こせるようになります。

固定CTAを設置する際のポイントは以下の通りです。

1.モバイルファーストの設計
・スマートフォンの画面下部に設置することで、片手操作でも簡単にタップできる
・デスクトップ版では固定ナビゲーションメニューに組み込むことも有効

2.CTAのサイズとデザイン
・大きすぎるとユーザーの視認性を損なうため、適切なサイズにする
・透明度を調整し、ページの内容を邪魔しないデザインにする

3.行動を促す明確な文言
・「今すぐ無料登録」「チャットで相談する」「限定オファーを確認」など、ユーザーが興味を持ちやすいアクションを記載する
・ボタンを1つに絞ることで、ユーザーの迷いを減らす

サイドバーCTAと固定CTAの組み合わせ

デスクトップではサイドバーにCTAを配置し、モバイルでは画面下部に固定CTAを設置することで、異なるデバイスに最適な形でアクションを促すことができます。

このように、CTAの視認性を高め、クリックしやすい状態を維持することで、コンバージョンの最大化が可能になります。

⑤ ポップアップ・スライドインCTA

ポップアップやスライドインCTAは、訪問者の行動に応じて動的に表示されるCTAであり、適切に活用すれば高いコンバージョン率(CVR)を実現できます。

特に、ページ内での滞在時間が長いユーザーや、離脱しようとしているユーザーに対して、適切なタイミングでCTAを表示することで、アクションを促しやすくなります。

一定時間経過後・離脱時に表示するポップアップの活用

ポップアップCTAは、ユーザーが特定のアクションを取ったときに画面上に表示されるため、適切な条件設定を行うことで、強力なエンゲージメントツールとして機能します。以下のようなタイミングで活用すると効果的です。

1. 一定時間経過後に表示

・ページ内での滞在時間が長いユーザーは関心が高い
一定時間以上滞在しているユーザーは、コンテンツに興味を持っている可能性が高いため、ポップアップを表示することでCVRの向上が期待できます。例えば、「このコンテンツが参考になった方は、無料でさらに詳しい資料をダウンロード!」 などのCTAを表示すれば、ユーザーの関心を引きやすくなります。

・具体的なタイミングの目安
30秒~1分の滞在後に表示するのが一般的です。ただし、コンテンツの長さによっては、それ以上の時間を設定することも有効です。

2.離脱しようとしたタイミングで表示

・離脱しようとしているユーザーの再エンゲージメント
ユーザーがブラウザの「戻る」ボタンを押したり、タブを閉じようとした際にポップアップを表示することで、離脱防止につながります。例えば、「このまま離れますか?今だけ特別オファー!」 や 「無料で詳細資料をお送りします」 などのCTAを表示することで、行動を引き止めることが可能です。

ユーザーにストレスを与えない表示タイミングの工夫

ポップアップは強制的に表示されるため、適切な設計をしないとユーザーにストレスを与え、逆に離脱を引き起こすリスクがあります。そのため、以下の点に注意して表示タイミングを調整しましょう。

1. ページ訪問直後に表示しない
訪問してすぐにポップアップが表示されると、ユーザーはまだサイトの内容を確認できていないため、閉じられる可能性が高くなります。最低でも10秒~30秒の滞在後に表示するのが理想的です。

2. 表示頻度を調整する
同じユーザーに対して何度もポップアップを表示すると、サイトの印象が悪くなり、離脱率が上昇する原因になります。1ユーザーあたり1回まで、または一定期間後に再表示する設定にすることが重要です。

3. モバイルではポップアップのサイズを最適化する
モバイルユーザーに対して、画面全体を覆うポップアップを表示すると、操作性が低下し、離脱率が高くなります。小さめのスライドインCTAを活用するのが効果的です。

4. 簡単に閉じられるデザインにする
ユーザーが不要と感じた場合にすぐに閉じられるように、明確な「閉じる」ボタンを設置しましょう。ポップアップの背景をクリックすると閉じる設計にすることで、スムーズなユーザー体験を提供できます。

CTAの配置を最適化するためのポイント

CTA(コールトゥアクション)の配置は、サイトのCVR(コンバージョン率)を大きく左右する重要な要素です。適切な場所にCTAを設置し、視認性を高め、ユーザーにとって魅力的な文言を使用することで、アクションを促しやすくなります。ここでは、CTAの最適な配置と設計のポイントについて詳しく解説します。

CTAの視認性を高めるデザインの工夫

CTAボタンがユーザーの目に留まるかどうかは、クリック率に大きく影響します。視認性を高めるためには、色・サイズ・フォント・コントラストなどのデザイン要素を最適化することが重要です。

CTAの色・サイズ・フォントを最適化する

CTAボタンのデザインは、クリック率に直結するため、最適なスタイルを採用することが必要です。

色の選定

・サイト全体のデザインに調和しつつも、目立つ色を使用する
・コントラストが強い色を採用し、他の要素と差別化する
・一般的に、赤やオレンジや緑などの暖色系はクリック率が高いとされる

サイズの最適化

・ユーザーがクリックしやすい大きさにする(PC・モバイルで異なるサイズを調整)
・小さすぎると見落とされる可能性があるため、最小でも40px × 40px以上 が理想

フォントの選び方

・視認性の高いフォント(ゴシック体・サンセリフ系 )を使用する
・文字が小さすぎると読みにくいため、16px以上を推奨

ボタンのコントラストを強め、目立たせる工夫

CTAボタンがページ内で埋もれないように、背景色とのコントラストを明確にすることが大切です。
・ボタンの周囲に十分な余白を持たせ、視認性を向上させる
・背景色とボタンの色の明暗差を強める(例:白背景+赤ボタン、黒背景+黄色ボタン)
・マウスホバー時に色が変わるアニメーションを追加し、ユーザーのアテンションを高める

複数のCTAを設置する際の注意点

CTAは1つのページに複数設置することが一般的ですが、適切な設置方法を考慮しないと、逆にユーザーを迷わせてしまう可能性があります。複数のCTAを効果的に配置する際の注意点を解説します。

CTAの種類を統一し、選択肢を増やしすぎない

サイト上にCTAが多すぎると、どのボタンを押せばよいか分からず、ユーザーが迷ってしまいます。特に以下の点に注意が必要です。

CTAのデザインを統一する

同じページ内で異なるデザインのCTAが混在すると、ユーザーが混乱しやすくなる
・「申し込む」「購入する」「無料ダウンロード」など、最も重要なアクションに絞る

選択肢を増やしすぎない

・「無料お試し」「資料請求」「お問い合わせ」などCTAが複数ある場合、どれをクリックすべきか分からなくなる
・CTAの優先度を決め、1ページ内で最も重要なアクションを目立たせる

例えば、ECサイトで「カートに入れる」と「今すぐ購入」の2つのCTAを並べる場合、デザインや配置を工夫し、どちらがメインアクションなのかを明確にすることが大切です

ユーザーが迷わないように適切なCTAを選定

CTAは、ユーザーの意図やページの目的に合わせて最適なものを設置することが重要です。

・情報提供ページ なら → 「無料資料ダウンロード」
・商品ページ なら → 「カートに入れる」「今すぐ購入」
・BtoBのサービスページ なら → 「無料相談を申し込む」

また、CTAを配置する際には、ユーザーが自然な流れでクリックできる位置に設置することもポイントです。ページのファーストビュー、スクロール後の適切な位置、記事の最後など、最もアクションを起こしやすい場所を選びましょう

CTAの効果を測定し、最適な配置を見つける方法

CTA(コールトゥアクション)の配置は、CVR(コンバージョン率)を大きく左右する要素です。

しかし、最適な配置は業種やターゲットユーザーによって異なるため、仮説だけで決めるのではなく、データに基づいて改善を行う必要があります。ここでは、A/Bテストを活用し、最も効果的なCTA配置を見つける方法について解説します。

A/Bテストで最適なCTA配置を見つける

CTAの効果を最大化するためには、A/Bテスト(スプリットテスト)を活用して実際のデータをもとに最適な配置を検証することが重要です。

単に「ファーストビューが良い」「記事の最後が良い」と決めつけるのではなく、複数のパターンを試し、最も効果的な配置を見極めましょう

CTAの配置・色・文言を変更し、どれが最も効果的か検証

A/Bテストでは、CTAの要素ごとに異なるバリエーションを作成し、どのパターンが最も高いクリック率・コンバージョン率を生むのかを分析します。以下のような要素をテストして、改善を重ねることが有効です。

CTAの配置
・ファーストビュー に配置する vs 記事の最後 に配置する
・サイドバー に設置する vs 記事中のボタン にする
・固定ナビゲーション にCTAを設置する vs スクロール後に表示

CTAの色
・赤、青、緑、オレンジなど、異なる色のボタンでクリック率を比較
・背景とのコントラストを強くする vs サイトデザインに調和させる

CTAの文言
・「無料で試す」 vs 「今すぐ申し込む」 vs 「初月無料」
・「お問い合わせ」 vs 「今すぐ専門家に相談する」

CTAのデザイン
・角丸ボタン vs 四角ボタン
・立体的なデザイン vs フラットデザイン
・ボタンサイズを大きくする vs 小さくする

このように、CTAの様々な要素を変更し、どのバージョンが最も高いCVRを生むのかを検証することで、最適な配置を見つけることができます。

A/Bテストの進め方

A/Bテストを行う際には、以下のステップで進めるとスムーズに効果を測定できます。

1. テストの目的を明確にする
例:「CTAのクリック率を20%向上させる」「コンバージョン数を1.5倍にする」

2. 比較するCTAのバリエーションを作成
CTAの配置、デザイン、文言、色など異なるパターンを用意する

3. 対象ユーザーを均等に振り分ける
例:50%のユーザーにはAパターンを、残りの50%にはBパターンを表示

4. 一定期間データを収集する
最低2週間~1ヶ月のデータを蓄積し、季節変動や偶発的な要因の影響を抑える

5. テスト結果を分析し、最も効果の高いバージョンを採用
クリック率・コンバージョン率・直帰率などのデータを比較し、最も成果の高い配置を導入する

データに基づいて継続的に改善を行う

A/Bテストを1回実施しただけでは、必ずしも最適なCTA配置が見つかるとは限りません。最も高いCVRを生む配置を見つけたとしても、時間が経つにつれてユーザーの行動パターンやサイトのデザインが変化するため、定期的な見直しが必要です。

定期的にA/Bテストを実施し、最適な配置を更新する
季節要因や市場変化による影響を考慮し、3~6ヶ月ごとに再検証する
トレンドや競合サイトの動向をチェックし、ユーザーの好みに合わせて調整する

ヒートマップやGoogleアナリティクスを活用する
・ヒートマップでユーザーがどこをクリックしているかを分析
・Googleアナリティクスのページの滞在時間、直帰率、スクロール率などのデータを活用し、最適なCTA配置を決める

A/Bテストとデータ分析を繰り返しながら、CTAの配置を最適化することで、CVRの向上につなげることが可能です。サイト訪問者の行動を把握し、最も自然な流れでクリックされる配置を見つけていきましょう。

まとめ

CTA(コールトゥアクション)の配置は、WEBサイトのコンバージョン率(CVR)を左右する重要な要素です。本記事では、効果的なCTAの配置場所として「ファーストビュー」「記事中」「記事の最後」「サイドバー・固定ナビゲーション」「ポップアップ」などを紹介しました。

それぞれの配置にはメリットがあり、ユーザーの行動に合わせて適切に設置することが求められます。また、視認性を高めるデザインや、A/Bテストによる最適化も重要です。データに基づいた改善を継続し、最も効果的なCTAの配置を見つけることで、CVRを向上させましょう

「CVR改善をしたい。でも、
どこから手をつければいいか分からない…」という方へ

ネットで調べて、改善の考え方はなんとなく理解できた。

けれど、いざ実践しようとすると「このやり方で合っているのか?」「本当に効果が出るのか?」と、不安を感じていませんか?

CVR改善は、ターゲット分析・ページ設計・A/Bテストといった一連のプロセスを、正しい順序と手法で進めなければ効果が出ません

むしろ、間違ったアプローチでコンバージョンを無理に高めようとすると、ユーザーの不信感を招き、かえってCVRが下がってしまうことすらあります

そんなときは、一度CVR改善の専門家に相談するのが確実な近道です。

プロの視点で一緒に進めることで、成果につながるだけでなく、WEB担当者としてのスキルアップにもつながります

正しいやり方を身につければ、今後は社内でも“改善のプロ”として信頼され、会議で社長や上司に「何とかしてくれ」と言われても、自信を持って改善提案ができるようになるはずです。

弊社のCVR改善サービスは、不要なツール導入は一切不要、最小コストで王道の改善アプローチを採用しているため、よりWEB担当者様のスキルとして蓄積しやすいのが特徴です。

もし少しでもCVR改善に興味がある方は、まずは無料相談から始めてみませんか?

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