コーポレートサイトを運営しているのに、問い合わせがなかなか増えない…そんな悩みを抱えていませんか?問い合わせが少ないサイトには共通する問題があり、情報の不足・フォームの使いづらさ・信頼性の欠如・導線設計の不備 などが原因となっていることが多いです。
本記事では、問い合わせが増えない原因を詳しく解説し、具体的な改善施策 を紹介します。サイトを最適化し、問い合わせを増やしたい方はぜひチェックしてください!
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Contents
コーポレートサイトの問い合わせが少ないのはなぜ?
企業のコーポレートサイトは、単なる会社案内ではなく、見込み顧客との接点を生み出し、問い合わせや商談につなげる重要な役割を果たします。しかし、思うように問い合わせが増えない企業も多く、その原因はさまざまです。本章では、問い合わせ率の一般的な目安や、問い合わせが少ないサイトの共通点について解説します。
コーポレートサイトの問い合わせ率の目安とは?
一般的な問い合わせ率(BtoB・BtoCの違い)
コーポレートサイトの問い合わせ率(CVR:コンバージョン率)は、業種やターゲット層によって大きく異なりますが、一般的な目安は以下のとおりです。
・BtoCサイト(一般消費者向け):2.0%~5.0%
・サービス業(コンサルティング・専門職):3.0%~7.0%
・ECサイト(商品購入型):1.0%~4.0%
BtoBサイトでは、問い合わせ前に比較・検討する時間が長くなるため、問い合わせ率が低くなりがちです。一方、BtoCサイトでは即時の問い合わせや購入に至りやすいため、問い合わせ率は比較的高くなります。
自社サイトの問い合わせ率をチェックする方法
自社サイトの問い合わせ率を把握するには、Googleアナリティクス(GA4)を活用するのが一般的です。以下の手順で確認できます。
1.問い合わせページのコンバージョンイベントを設定
GA4の「イベント」設定で、問い合わせフォーム送信をコンバージョンとして登録。
2.問い合わせ率(CVR)を計算
計算式:「問い合わせ率(CVR)=(問い合わせ数 ÷ 訪問者数)× 100」
例えば、月間5,000人の訪問者がいて、問い合わせが50件なら、CVRは「1.0%」。
3.業界の平均値と比較する
自社のCVRが平均より低い場合は、改善策を検討する必要があります。
自社の問い合わせ率を定期的に確認し、業界平均と比較しながら、サイト改善を行うことが重要です。
問い合わせが少ないコーポレートサイトの共通点
問い合わせが少ないサイトには、いくつか共通する問題点があります。ここでは、代表的な4つの課題について解説します。
訪問者が求める情報が見つけにくい
ユーザーがサイトを訪れた際に、「自分が知りたい情報がどこにあるのか」がすぐにわからないと、離脱率が高まります。特に、以下のような問題があると問い合わせにつながりません。
・「料金」「導入事例」「会社概要」などの重要情報が見つけにくい
・ページの構成が複雑で、ユーザーが迷いやすい
対策
サイトのナビゲーションを整理し、「サービス内容」「料金」「事例」「問い合わせ」の導線を明確にしましょう。また、よくある質問(FAQ)を設置することで、ユーザーが求める情報にスムーズにアクセスできるようになります。
問い合わせフォームが使いにくい(EFO未対応)
エントリーフォーム最適化(EFO)が不十分なサイトでは、ユーザーが入力にストレスを感じ、途中で離脱する可能性が高くなります。
よくある問題点として、以下のような点が挙げられます。
・入力エラーが発生しやすく、エラーメッセージが分かりにくい
・スマートフォン対応が不十分で、入力しにくい
対策
フォームの入力項目を最小限にし、必須入力と任意入力を明確に区別しましょう。また、「郵便番号→住所自動入力」などの入力補助機能を活用すると、ユーザーの負担を減らせます。
信頼性が低く、ユーザーが不安を感じる
ユーザーが「この会社は信頼できるのか?」と不安を感じると、問い合わせにはつながりません。特に、以下の要素が不足していると、ユーザーの信頼を得にくくなります。
・実績、導入事例、お客様の声が掲載されていない
・SSL(暗号化通信)未対応でセキュリティ面に不安がある
サイトのデザインや導線が最適化されていない
サイトデザインが古かったり、ユーザーが直感的に操作できない場合、問い合わせに至る前に離脱されてしまいます。特に、以下のような問題があるとコンバージョン率が低下します。
・CTA(コールトゥアクション)が目立たない:「お問い合わせ」ボタンが分かりにくい、見つけにくい
・サイトの読み込み速度が遅い:ページが表示されるまでに3秒以上かかると、約40%のユーザーが離脱する
問い合わせを増やすための改善施策
コーポレートサイトでの問い合わせを増やすには、ユーザーが求める情報を的確に伝え、スムーズに行動を起こせる設計が重要です。本章では、問い合わせ数を増やすための具体的な改善施策を紹介します。
① ユーザーが求める情報を明確にする
ユーザーが問い合わせをするかどうかは、サイト内の情報の分かりやすさに大きく左右されます。訪問者が「何をしている会社なのか」「どのような価値を提供しているのか」を瞬時に理解できるように、情報を整理しましょう。
サービス内容・料金・導入事例をわかりやすく掲載
企業サイトに訪れるユーザーの多くは、自社にとってメリットがあるかどうかを見極めています。特に「サービス内容」「料金」「導入事例」は、問い合わせを決断する上で重要な要素となります。
・料金情報:料金プランを明示し、費用感を明確にする(目安料金でも可)
・導入事例:実際にサービスを利用した企業の成功事例を掲載し、効果をアピールする
これらの情報が不足していると、ユーザーは「問い合わせをする前に、もう少し情報を探そう」と考え、競合他社のサイトへ流れてしまう可能性が高まります。
よくある質問(FAQ)の充実で不安を解消
問い合わせのハードルを下げるために、ユーザーが持ちそうな疑問に先回りして回答を用意することが重要です。特に以下のような項目をFAQとして掲載すると、ユーザーの不安を解消しやすくなります。
「料金はどのくらいかかるのか?」
「問い合わせ後の流れは?」
「導入までの期間は?」
「契約後のサポートはあるのか?」
FAQページを用意するだけでなく、サービスページや問い合わせページにも関連する質問と回答を適宜配置すると、問い合わせにつながりやすくなります。
「誰に」「どんな価値を提供するのか」を明確化
サイト内で伝える情報が抽象的だったり、ターゲットが曖昧だったりすると、ユーザーは自社にとって適したサービスなのか判断できません。「誰に向けたサービスなのか」「どのような課題を解決できるのか」を明確に伝えることで、問い合わせの確度が上がります。
改善ポイント
・解決できる課題を明示する(例:「業務効率化」「売上向上」「コスト削減」など)
・過去の実績や事例を通じて、具体的な成果を示す
例
◎ 「中小企業向けにWeb広告運用・SEO対策を提供し、月間リード獲得数を平均30%向上させています」
このように、ターゲットと提供価値を具体的に伝えることで、ユーザーが「この会社なら自社の課題を解決できる」と感じ、問い合わせへとつながりやすくなります。
② 問い合わせフォームを最適化(EFO)する
問い合わせフォームは、コーポレートサイトにおける「最後の関門」です。どんなに魅力的なサービスを提供していても、フォームの使い勝手が悪ければ、ユーザーは途中で離脱してしまいます。エントリーフォーム最適化(EFO)を行い、問い合わせのハードルを下げることで、CVR(コンバージョン率)を大幅に向上させることが可能です。
フォームの入力項目を減らして離脱を防ぐ
ユーザーが問い合わせフォームを途中で離脱する主な原因のひとつが、「入力項目の多さ」です。問い合わせに必要のない項目を削減し、最小限の入力で完了できるフォーム設計を目指しましょう。
入力項目を減らすポイント
・問い合わせ内容に応じて動的に項目を表示(例:企業向け・個人向けでフォームの項目を変える)
・チェックボックスやドロップダウンを活用し、入力の手間を省く
改善前 | 改善後 |
---|---|
会社名(必須) 氏名(必須) 部署名(必須) 役職(必須) 電話番号(必須) メールアドレス(必須) 住所(必須) お問い合わせ内容(必須) |
会社名(必須) 氏名(必須) メールアドレス(必須) お問い合わせ内容(必須) |
不要な項目を削減することで、問い合わせフォームの完了率が向上します。
必須項目を明示し、ユーザーに負担をかけない
ユーザーがスムーズにフォームを入力できるように、「必須項目」と「任意項目」を明確に分けることが重要です。
改善ポイント
・必須項目を3〜5項目以内に抑え、最小限の情報で完了できるようにする
・ユーザーが迷わないように、ラベルを分かりやすく記載する(例:「フルネーム」「勤務先メールアドレス」など)
良い例 | 悪い例 |
---|---|
氏名 *(フルネーム) メールアドレス * 会社名(任意) お問い合わせ内容 * |
氏名 メールアドレス 会社名 お問い合わせ内容 |
どの項目が必須か不明なため、入力のストレスが増し、離脱の原因になります。
入力補助機能(郵便番号→住所自動入力 など)を活用
入力の手間を減らし、フォームのストレスを軽減するために、「入力補助機能」を導入すると効果的です。
有効な入力補助機能
郵便番号を入力すると、自動で都道府県・市区町村を反映
・電話番号、クレジットカード番号の自動フォーマット
「09012345678」→「090-1234-5678」のように自動整形
・リアルタイムエラーメッセージの表示
「メールアドレスが正しくありません」など、入力ミスを即座に通知
・オートコンプリート機能
過去の入力履歴を活用し、入力の手間を削減
これらの機能を取り入れることで、ユーザーはスムーズにフォームを入力でき、離脱率の低下が期待できます。
問い合わせフォーム最適化(EFO)の重要性
EFOの施策を導入することで、フォームの完了率は大幅に向上します。特に、入力項目を最小限に抑え、必須項目を明示し、入力補助機能を活用することで、ユーザーの負担を減らすことができます。
コーポレートサイトの問い合わせ数を増やすには、フォームの利便性を最大限に高めることが不可欠です。次の章では、さらに問い合わせを増やすための「サイトの信頼性向上施策」について詳しく解説します。
③ CTA(コールトゥアクション)を改善する
問い合わせを増やすためには、ユーザーの行動を促すCTA(コールトゥアクション)の改善が欠かせません。「問い合わせはこちら」のような一般的な文言では、ユーザーの興味を引きにくく、コンバージョンにつながらないこともあります。適切な文言・デザイン・配置を工夫することで、問い合わせ率を大幅に向上させることが可能です。
CTAの文言を工夫し、行動を促す
CTAの文言は、単に「問い合わせはこちら」とするのではなく、具体的なメリットや行動を促す表現を使うことで、クリック率を上げることができます。
悪い例(ユーザーに響かないCTA) | 良い例(行動を促すCTA) |
---|---|
「問い合わせはこちら」 → どんな問い合わせができるのか分かりにくい |
「無料で相談する(30分)」 → 「無料」「相談」「30分」という具体的なメリットを伝える |
「フォームを送信」 → 何のために送信するのかが不明確 |
「今すぐお見積もりを依頼する」 → 緊急性を強調し、行動を促す |
「詳細を見る」 → 具体的なアクションが伝わらない |
「簡単3分で申し込み完了!」 → かかる時間を伝え、手軽さをアピール |
「実績〇〇件の専門家に相談」 → 専門性・信頼性を強調し、安心感を与える |
CTAの文言は、ユーザーがクリックするメリットを明確に伝えることが重要です。
CTAボタンのデザインを改善
CTAは「目立つ」「押したくなる」という要素が不可欠です。単にテキストリンクを設置するのではなく、ユーザーの視線を引き、直感的にクリックしたくなるデザインを意識しましょう。
CTAボタンのデザインポイント
・背景色とコントラストをつけ、目立つ色にする(例:青・オレンジ・赤など)
・ブランドカラーと統一しつつ、他の要素に埋もれない色を選ぶ
2.サイズを適切に設定
・小さすぎると見落とされ、大きすぎると逆に押しにくくなる
・モバイルではタップしやすいサイズ(最低48×48px)を確保
3.視認性を向上させる
・余白を適切に取り、他の要素と干渉しないようにする
・ボタンにアイコン(矢印など)を追加し、クリックしやすい印象を持たせる
4.ホバーアクションを追加
・マウスオーバー時に色を変えることで、クリックの誘導を強化
CTAを適切な場所に配置
CTAの配置も非常に重要です。せっかく優れたCTAを作っても、ユーザーの目に入らなければ効果は発揮されません。
効果的なCTA配置ポイント
訪問直後に目に入る位置にCTAを配置
例:「無料相談」「〇〇ダウンロードはこちら」など
2.記事内(情報を読んだ後の適切なタイミング)
記事の途中に「今すぐお試し!」などのCTAを挿入
例:「このサービスを利用すると、すぐに問題を解決できます。無料相談はこちら」
3.記事の最後(結論の直後)
記事を読み終えた直後に「次のアクション」を提示
例:「詳しい資料を無料でダウンロード」
4.サイドバー・フッター
常に表示される場所にCTAを設置
例:「お問い合わせ」「無料トライアル申し込み」
適切な位置にCTAを配置することで、問い合わせ率を最大化できます。
④ 信頼性を高めるコンテンツを追加する
ユーザーが問い合わせを行う際、最も重要視するのは 「この会社に問い合わせても大丈夫か?」 という 信頼性 です。特に BtoBサイト や 高額商材を扱う企業のコーポレートサイト では、企業の実績や評判が分かりにくいと、問い合わせに至る前に離脱してしまうことが多くなります。
問い合わせ数を増やすためには、 「この会社なら安心できる」「信頼できる企業だ」と感じてもらうコンテンツ を適切に配置し、ユーザーの不安を払拭することが重要です。
信頼性を向上させるための具体的な施策
会社概要・代表メッセージ・受賞歴の掲載
企業情報が曖昧なサイトは、信頼性が低いと判断されやすくなります。そのため、会社の基本情報を明確に記載し、訪問者が安心できるようにしましょう。
会社概要で記載すべき情報
・企業名、所在地、設立年月日
・資本金、代表者名
・事業内容、主要取引先
・企業の沿革(成長過程が分かると信頼度がアップ)
代表メッセージのポイント
・企業理念・ビジョンを簡潔に伝える
・「なぜこのサービスを提供しているのか?」を説明する
・顔写真を掲載し、親しみやすさ・誠実さをアピールする
受賞歴・メディア掲載の紹介
・業界での実績を証明する 「受賞歴」「認定資格」「メディア掲載実績」 を明示
・例:「2023年〇〇アワード受賞」「〇〇新聞に掲載されました」
これらを掲載することで、「信頼できる会社である」とユーザーに認識してもらいやすくなります。
実績・導入事例・お客様の声を充実させる
自社のサービスや製品を利用した「実際の成功事例」「導入実績」を掲載することで、信頼性を高めることができます。特に BtoB企業 では、導入事例の有無が問い合わせを左右することも多いです。
実績・導入事例の掲載方法
・実際にサービスを導入した企業の名前・ロゴを掲載(許可が取れる場合)
・ビフォーアフターを示し、「どのような課題が解決できたのか」を具体的に紹介
・数値データを用い、客観的な成果を示す(例:「CVRが150%向上」「売上2倍」)
お客様の声(レビュー・テスティモニアル)の活用
・実際のユーザーの感想を 顔写真・社名付きで掲載(許可が得られる場合)
・「どういった点が良かったのか?」を具体的に記載
・動画インタビューを追加すると、より信頼度が向上
ユーザーは、実際の顧客がどのような評価をしているかを重視するため、導入事例+顧客の声をセットで掲載するのが効果的です。
SSL対応・プライバシーポリシーの明示で安心感を提供
ユーザーが問い合わせをする際、個人情報の入力に対する不安を感じることが多いため、情報保護の対策を明確に示すことが大切です。
安心感を高めるポイント
・URLが 「http://」ではなく「https://」 になっているか確認
・ブラウザのアドレスバーに鍵マークが表示されることで、セキュリティ対策ができていることをアピール
2.プライバシーポリシーの明示
・「どのような目的で個人情報を取得するのか?」を明記
・「問い合わせ内容は外部に公開されません」 などの安心感を与える文言を追加
3.「個人情報保護方針」や「特定商取引法に基づく表記」の掲載
・法的な対応を行っていることを示し、信頼性を向上
・BtoC向けのECサイトでは、返品ポリシー・サポート対応の明記 も重要
個人情報保護に関する対策をしっかり行うことで、ユーザーが安心して問い合わせを行える環境を整えることができます。
⑤ サイトの導線を見直し、直帰率を改善
コーポレートサイトで問い合わせを増やすためには、ユーザーが迷わずスムーズに目的のページへ到達できるかが重要です。導線設計が悪いと、ユーザーは途中で離脱し、「問い合わせをしようと思っていたけど面倒だからやめた」という事態を招いてしまいます。
ここでは、サイトの導線を最適化し、直帰率を改善するための具体的な施策を紹介します。
1. ナビゲーションを整理し、ユーザーが迷わない設計にする
訪問者がどこに何の情報があるのか分かりにくいサイトでは、すぐに離脱されてしまいます。そのため、シンプルかつ分かりやすいナビゲーションを設計することが重要です。
ナビゲーション改善のポイント
・「サービス内容」「料金」「導入事例」「問い合わせ」などの 主要メニューを分かりやすく配置 する
・企業情報(会社概要・採用情報)が埋もれないようにする
2.「問い合わせページ」への導線を強化
・ヘッダー・フッター・サイドバーに 「お問い合わせ」ボタンを固定配置 する
・「無料相談」「資料請求」などのCTAを分かりやすくする
3.パンくずリストを設置
・ユーザーが 今どのページにいるのか を把握しやすくする
・クリック1回で前のページやトップページに戻れる設計にする
ナビゲーションを整理することで、ユーザーが迷わず目的の情報にたどり着き、問い合わせフォームまでスムーズに進む確率を上げることができます。
2. スマホ対応(モバイル最適化)を強化する
最近ではスマホからのサイト訪問が全体の70%以上を占めるケースも少なくありません。しかし、コーポレートサイトの多くはPC向けに作られており、スマホでの閲覧が不便なサイトが多いのが現状です。
モバイル最適化のポイント
・レスポンシブデザイン を採用し、画面サイズに応じて最適なレイアウトを表示
・文字が小さすぎる、ボタンが押しにくいなどの問題を解消する
2.スマホ用ナビゲーションを最適化
・ハンバーガーメニュー を導入し、スムーズにページ移動ができるようにする
・スクロール時にナビゲーションが固定表示されるように 設定する
3.スマホユーザー向けのCTAを設置
・「電話で問い合わせ」ボタン を設置し、タップで直接電話がかけられるようにする
・「LINEで相談」「チャットで問い合わせ」など、スマホユーザーが使いやすい問い合わせ手段を用意する
モバイル最適化を強化することで、スマホからの問い合わせ数を増やすことが可能になります。
3. ページの表示速度を高速化し、離脱を防ぐ
サイトの表示速度が遅いと、3秒以上の読み込みで53%のユーザーが離脱すると言われています。問い合わせ数を増やすためには、ページの表示速度を最適化し、ストレスなくサイトを閲覧できるようにすることが不可欠です。
表示速度を向上させる施策
・画像の 圧縮(WebP・JPEG圧縮) を行い、ページの読み込みを高速化
・不要な画像や動画を削減し、ページの軽量化を図る
2.キャッシュを活用する
・ブラウザキャッシュを有効化 し、リピーターのページ読み込みを高速化
・CDN(コンテンツデリバリーネットワーク) を活用し、遠距離ユーザーの表示速度を改善
3.不要なスクリプトやプラグインを削減
・使用していないJavaScriptやCSSを削除し、ページの読み込みを軽量化
・Google PageSpeed Insights を活用し、ページの速度を定期的に測定・改善する
表示速度が向上すると、直帰率が下がり、サイト内の回遊率や問い合わせ数が増える効果が期待できます。
問い合わせを増やすための追加施策
コーポレートサイトの問い合わせを増やすには、サイトへの流入数を増やすことも重要です。しかし、単に訪問者数を増やすだけでは問い合わせにはつながりません。ターゲットとなるユーザーを適切に集客し、コンバージョンにつなげるためのSEO対策を実施する必要があります。ここでは、問い合わせにつながりやすいSEOのポイントを紹介します。
1. 検索意図に合ったコンテンツを作成する
Google検索では、ユーザーが何を知りたくて検索しているのか(検索意図)を理解し、それに合ったコンテンツを提供することが重要です。問い合わせを増やすためには、自社のサービスに関心を持っている見込み顧客が求める情報を提供するコンテンツを作成しましょう。
問い合わせにつながりやすいコンテンツの例
例:「マーケティングオートメーションとは?」
ターゲット層:初心者・情報収集をしているユーザー
効果:サービスの基礎知識を提供し、認知を高める
・「〇〇の選び方」(比較・検討系)
例:「BtoB向けSaaSの選び方」
ターゲット層:導入を検討しているユーザー
効果:自社のサービスを他社と比較する中で認知を獲得
・「〇〇の導入事例・成功事例」
例:「マーケティングオートメーションの導入事例」
ターゲット層:導入を決める直前のユーザー
効果:成功事例を示し、問い合わせにつなげる
このように、検索意図ごとに適したコンテンツを作成することで、ユーザーの検討段階に合わせた情報を提供し、問い合わせへとつなげることができます。
2. 問い合わせにつながりやすいキーワードを狙う
SEOでは、狙うべきキーワードの選定も非常に重要です。問い合わせを増やすためには、商談につながる可能性が高いキーワードを狙うのが効果的です。
問い合わせにつながりやすいキーワードの例
例:「SEO対策 無料相談」「クラウドサービス 資料請求」
効果:すぐに問い合わせにつながりやすい
・「導入事例」「成功事例」
例:「マーケティングツール 導入事例」
効果:検討段階のユーザーが安心して問い合わせできる
・「費用」「料金」
例:「RPAツール 費用」「ECサイト制作 料金」
効果:導入を検討しているユーザーの関心を引く
・「比較」「おすすめ」
例:「CRMツール 比較」「SEOツール おすすめ」
効果:複数の選択肢を検討しているユーザーを獲得できる
このように、問い合わせを増やすには単に検索ボリュームが多いキーワードではなく、コンバージョンにつながりやすいキーワードを狙うことが重要です。
SNS・広告を活用して問い合わせを増やす
SEO対策は中長期的に効果を発揮する施策ですが、短期間で問い合わせを増やしたい場合はSNSや広告を活用するのが効果的です。ターゲットに適切にリーチし、問い合わせ数を最大化する方法を紹介します。
1. SNS(X・LinkedIn)を活用して認知を拡大
近年、SNS経由での問い合わせが増加しており、X(旧Twitter)やLinkedInを活用した情報発信は、特にBtoB領域では効果的です。
X(旧Twitter)の活用ポイント
・事例や成功体験をシェアし、問い合わせにつなげる
・「無料相談受付中」などの投稿で問い合わせを促す
LinkedInの活用ポイント
・企業の取り組みやサービス紹介を投稿し、リードを獲得
・「無料ホワイトペーパー提供」「セミナー参加特典」などのコンテンツで関心を引く
SNSは即効性のある問い合わせ施策ではないものの、中長期的に信頼を構築し、問い合わせを増やす手段として有効です。
2. リスティング広告やリマーケティング広告でターゲットを絞る
SEOやSNSと異なり、リスティング広告(検索広告)やリマーケティング広告を活用すれば、問い合わせを即効で増やすことが可能です。
リスティング広告(検索広告)の活用方法
・競合よりも強い訴求力のある広告文を作成する(例:「初回無料相談受付中!」)
・広告とLP(ランディングページ)の内容を統一し、クリック後の離脱を防ぐ
リマーケティング広告の活用方法
・例:「〇〇を導入するなら今がお得!」「無料相談受付中!」などの訴求
・LP訪問者のリストを作成し、コンバージョン率が高いユーザーへ最適化配信を行う
リスティング広告やリマーケティング広告は、 的確なターゲティングと訴求力のあるクリエイティブを組み合わせることで、問い合わせ数を短期間で増やすことが可能 です。
まとめ
コーポレートサイトの問い合わせが少ない原因は、ユーザーが求める情報が不足している、フォームが使いにくい、信頼性が低い、サイトの導線が悪いなどが挙げられます。
問い合わせを増やすためには、サービス内容や料金を明確にし、FAQを充実させる、フォームの入力項目を最適化する、信頼性を高める実績・導入事例を掲載するなどの改善が必要です。さらに、SEO対策やSNS・広告を活用し、ターゲットに適した流入を増やすことも問い合わせ数を増やすための重要な施策となります。
どこから手をつければいいか分からない…」という方へ
ネットで調べて、改善の考え方はなんとなく理解できた。
けれど、いざ実践しようとすると「このやり方で合っているのか?」「本当に効果が出るのか?」と、不安を感じていませんか?
CVR改善は、ターゲット分析・ページ設計・A/Bテストといった一連のプロセスを、正しい順序と手法で進めなければ効果が出ません。
むしろ、間違ったアプローチでコンバージョンを無理に高めようとすると、ユーザーの不信感を招き、かえってCVRが下がってしまうことすらあります。
そんなときは、一度CVR改善の専門家に相談するのが確実な近道です。
プロの視点で一緒に進めることで、成果につながるだけでなく、WEB担当者としてのスキルアップにもつながります。
正しいやり方を身につければ、今後は社内でも“改善のプロ”として信頼され、会議で社長や上司に「何とかしてくれ」と言われても、自信を持って改善提案ができるようになるはずです。
弊社のCVR改善サービスは、不要なツール導入は一切不要、最小コストで王道の改善アプローチを採用しているため、よりWEB担当者様のスキルとして蓄積しやすいのが特徴です。
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